today(2016-03-27)

魂は残る


撮影日:2016/03/20 機種:iphone6 ISO: 32 露出: 1/3049 秒 絞り: 2.2 焦点距離: 4.2mm

義母が亡くなって 周囲の日常が落ち着いてきました

慌ただしく 過ぎていく中で 今回の葬式で
不思議な事が起きました

それは 人の死とか 魂とか 死んだ後の世界とか
そんなことを 考えさせる不思議な出来事です

ただ 心霊というのとは 少し違うと思うのですが

そんな 不思議な出来事

やっと 気持ちの整理もついて 言葉にする事ができます

その手の話が 与太話と思う方は スルーして下さい

続きは Read Moreから





通夜の晩のことです

通夜振る舞いで 私の前に座った 私の長女は
いつになく テンションが上り
日本酒を ハイペースで飲んでいたようです

家に戻ってから 具合が悪くなり
気持ち悪そうにしていましたが

私は その日 斎場に泊まることになっていたので
風呂へ入ってから 家を出ました

家を出る時に 家内の部屋から 声を上げて 泣く娘の声が聞こえてきたので 心配でしたよ

でも まさか 彼女が 一晩中 体を震わせ 謝りながら慟哭していようとは・・・


これだけでは 何が何だかわかりませんね

昔から 家内と 長女は霊感が強いらしく
交通事故の現場や 病院などでは 見たり感じたり 付きまとわれたり するそうです

普段は 気をつけているのですが
疲れていたのと 肉親で 気を許していたので
娘の方へ 亡くなった 義母が入って(憑依というのでしょうか) 

”ごめんよう” と言いながら 一晩中泣いていたそうです 

翌日 斎場から戻って 目にした娘は 眼がむくんで酷いものでした

義母は 認知症でしたし 家内にずっと 面倒をかけていましたが 生前は一言の礼も感謝の言葉もなく
憎まれ口をきいていました

脳梗塞もあって 不自由な口から吐き出される 憎まれ口を理解できるのも 家内だけです

認知症で 記憶や行動に 攻撃的な部分があっても
自分勝手な行動をしても その奥にある 魂は俯瞰でずっと見ているのかもしれません

娘は 仕事の疲れと 喘息で少し体調が弱っていたようです
普段は 霊との関わりに 特に斎場などでは注意をしているらしいのですが 身体が弱っていると そういうことが起きやすいのだとか

これは 1つの現象であって 客観的な事実です それが 霊的なことで彼女がそうなったのか 酔いが回って そんな状態になったのか
否定的な 見方はいくらでも出来るのですが

実は 同じようなことが 30年以上も前に起きているんです

30代で亡くなった 叔父の通夜でのこと
叔母がやはり 叔父の霊が憑依されて 身体を震わせながら 生前の感謝と これから自分がこの家を守っていく ようなことを 叔母の口を借りて 話しています

人は 死んだらおしまい

だけど 魂は残っている

そこから先 成仏するのか この世に漂うのかわかりません

家内は 叔父の魂は 嫁いできた時にも 感じたと言っていましたし 長く飼っていた ポメラニアンの霊や

妊娠中には 昔の先祖の水子なのか 子供の霊なのか
台所仕事をしていると 後ろから 足音が聞こえて
子供がやるように おしりの方から小さな身体で 抱きついてきたのを 何度も感じたと言っています

見えるものだけが 世界を構成しているわけではない

便宜上 ”霊”という言葉を使いましたが それが正しいのかどうかもわかりませんが 人として形をなし 生きている実態から
死を通して 魂の有り様が変わっていくのかもしれません

家内は こう言っていました

”あやまるんなら 生きているうちに言え”

そう 死んだらみんな ”いい人”っていうのは違うんですよね
感謝もあれば 恨みもある

親子って そんなもんですよ(笑)

30年以上も前の叔父の話も 今回の話も 不思議と怖さはないんです ただ切ないだけ

”死”は改めて ”生”を考える切っ掛けになります









いつもご覧頂きありがとうございます

コメント

  1. その不思議な現象、信じます。
    私自身は霊感がないのでそういう体験はありませんが、友達が霊感の強い人なのでいろいろ話を聞きます。
    「生きる」ということは修行なんだそうです。
    その修行が終わると、穏やかな世界へ旅立つのだと。
    亡くなられた義母さまも、娘さんの口を借りて、謝りたかった事を実現できたのですから、心残りなく成仏されたのではないでしょうか。
    気持ちの整理が付き、心穏やかに過ごせますよう願っています。

    返信削除
    返信
    1. マリーンさん

      おはようございます^^

      いつもありがとうございます
      この世で関わりあう人は すべて遠く前世から繋がっているのだと聞いたことがあります
      親子だったり 夫婦だったり 兄弟っだり
      近い関係で 何度も生まれ変わって修行を続けるように

      私も あと何回くらい人生を修行するのでしょう?
      せめて楽しみながら頑張りたいですね^^

      削除
  2. お義母さんは死の瞬間目覚めてちゃんと謝って、あの世に行きたかったのでしょうね
    良かったですね。
    私の母も認知症で憎まれ口と悪口ばかり。
    お金を管理している私は泥棒呼ばわりできつい日々を送ってました。
    それでも不思議で、なにかあると、お仏壇の前に行って
    手を合わせると、ありがとうね、って聞こえるんですよ。
    父は私が二十歳の時になくなりましたが、
    病院に行く支度をしてる時太いロープがびしっと切れる音がしました。
    部屋にそんなものはないので、父が逝ったことをかんじました。
    病院に入るとき胸元にしていた可愛いリボンが不釣り合いだと
    そっと外してポケットにしまったのを思い出します。

    返信削除
    返信
    1. aunt carrotさん

      こんにちは^^

      人の ”思い”と言うのは
      時として 形となって 現れるのですね

      今 こうして 生きていることに感謝して
      少しでも長く 少しでも元気に 人生を楽しんでいきたいものです

      そして ちょっとだけ 惜しまれるタイミングで
      あちらへ旅立って行きたいと^^

      削除
  3. この世には、信じがたい不思議な経験をされる方がいらっしゃいます。
    私は信じますね。
    私も若い頃は 霊など信じる方ではありませんでしたが・・・
    息子を亡くした時、それは不思議な体験をしましたね。

    数年後 夫が逝った後、四国八十八ヶ寺を巡礼してる時にも
    信じがたいことを経験しています。

    義母さまは
    奥様、娘さんに生前言えなかった事を伝えられたのではないでしょうか!

    返信削除
    返信
    1. よしみさん

      こんにちは^^

      心の波長は 目に見えないところで
      繋がっているのでしょうね
      私も 何度か不思議な体験をしていて

      生きていることのありがたさと
      命の大切さを 身にしみるようになりました

      だからこそ 元気で長く人生を楽しんで
      周囲に迷惑をかけずに 旅立っていければと

      それ自体が 修行なんでしょうね

      削除

コメントを投稿

人気の投稿